犬のレプトスピラ症について
犬のレプトスピラ症は、感染すると重症化しやすく、人間にも感染(発熱や頭痛、重症化すると肝不全など)する「人獣共通感染症」であるため、しっかりとした予防が非常に重要です。
レプトスピラ症は早期発見・早期治療が命運を分けます。
- 混合ワクチンの接種
最も効果的な予防法はワクチンの定期接種です。
・レプトスピラに対応しているのは通常7種以上のワクチンです。
・お住まいの地域で流行している型をカバーしているワクチンを獣医さんと相談してください。
【注意】レプトスピラの免疫は他のウイルス(犬ジステンパーなど)に比べて持続期間が短いため1年に1回の追加接種が推奨されます。 - 感染源を避ける
レプトスピラ菌は、感染した動物(ネズミなどの野生動物)の尿とともに排出され、水や土壌の中で生存します。
・野生動物 (ネズミ、タヌキ、イタチなど) との接触は避け、集まりそうな場所には近づけないようにしましょう。
・雨上がりの水たまりや、流れの緩やかな河川には菌が潜んでいる可能性があります。
・皮膚の傷口や粘膜から菌が侵入するため、特に雨の日や雨上がりの草むらへの立ち入りは避けましょう。 - 散歩後の衛生管理
・飼い主さんも、散歩から帰った後は愛犬の足を拭き、自身の内も石鹸でよく洗うことが大切です。
もし感染が疑われる場合は?
レプトスピラ症は早期発見・早期治療が命運を分けます。
以下のような症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。
主な症状: 発熱、嘔吐、ぐったりしている、水を大量に飲む
重症化のサイン: 黄疸(白目や歯茎が黄色くなる)、血尿、乏尿(尿が出なくなる)
