トイプードル、チワワ、ポメラニアンなどの小型犬にとても多い「パテラ」。
膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から外れてしまう関節の病気です。
初期段階では痛みが少ないことも多く、飼い主さんが気づかないうちに症状が進行してしまうことも(症状によりグレード1〜4に分類されます)。早期発見のためのサインと、お家でできる対策をまとめました。
気づくためのチェックポイント
🐾お散歩・運動中のサイン
- お散歩中の「ケンケン」やスキップ
数歩だけ片足を上げて歩き、何事もなかったかのようにまた普通に歩き出す場合は、外れたお皿が自然に戻ったサインの可能性が高いです。 - 後ろ足をピンと後ろに伸ばす
歩行中や立ち上がった際に足を蹴り出すようなしぐさは、外れたお皿を自力で元の位置に戻そうとしています。 - 段差やジャンプをためらう
以前は登れていたソファへのジャンプや、階段の上り下りを嫌がるようになります。
🏠 日常生活・しぐさ・身体的なサイン
- 座り方や歩き方の変化
後ろ足を横に投げ出す「お姉さん座り」をよくするようになったり、ガニ股(O脚)や内股(X脚)で歩いたりします。 - 関節の音や違和感
足を曲げ伸ばしした時に「ポキッ」「カクッ」とクリック音が鳴る、または膝付近を執拗に舐めたり噛んだりして気にします。 - 触られるのを極端に嫌がる
抱っこしようとした時や足拭きの時に、キャンと鳴いて怒る場合は痛みがある証拠です。
病院へ行く時の重要ポイント
「あれ?」と思う歩き方やしぐさを見つけたら、すぐにスマートフォンで動画を撮影し、獣医師に見せるのが一番確実な診断の助けになります。
動物病院で診察台に乗ると、犬さんは緊張してアドレナリンが出てしまい、一時的に普段通り歩けてしまう(症状が隠れてしまう)ことがあるので動画を📹️
今日からできる予防と対策
- 床の滑り止め対策
フローリングは関節に大きな負担がかかります。滑り止めマットやカーペットを敷きましょう - 適正な体重管理
肥満は膝への負担をダイレクトに増やします。ご飯やおやつの量を見直しましょう。 - 縦の動き(ジャンプ)をさせない
ソファやベッドからの飛び降りは厳禁です。ステップやスロープを活用し、二本足で立つしぐさも控えるようにしましょう。
愛犬がシニアになっても自分の足で元気に歩けるように、日々のしぐさをチェックしてみてくださいね!
